【AutoCAD 初心者】雲マークを作成/修正する方法

2021年11月22日

勢いのある水しぶきと夏の空に入道雲・無料背景画像①

図面の「ここを注目てほしい」っていうときに、
こんな感じの図形を作成したいんだけど…

どうしたらいいの?

こんにちは、メモだよ!!管理人です。

今回は、そんなあなたに、雲マークを作成したり修正する方法を紹介します。

 

雲マーク(REVCLOUD)コマンドを使用して、雲マークを作成

雲マーク(REVCLOUD)コマンドで雲マークを作成することができます。

 

矩形状の雲マークを作成する方法

注釈 タブの マークアップ パネルに、雲マークを作成するコマンドが用意されています。

その中の、矩形状 をクリックすると、矩形状の雲マークを作成することができます。

  1. 注釈 タブ > マークアップ パネル の 矩形状 ボタンをクリックします。
    矩形状 ボタンをクリック
     
  2. 矩形のコーナーとなる部分をクリックします。
    矩形のコーナーをクリック
     
  3. 矩形のもう一方のコーナーとなる部分をクリックします。
    もう一方のコーナーをクリック

これで、矩形上の雲マークを作成することができました。😄

雲マークを作成できた

 

円弧の部分の大きさを変更する方法

雲マークの円弧の部分の大きさを変えたいんだけど…
どうすればいいの?

円弧の部分の弦のおおよその長さを指定することができます。

あくまでも ”おおよそ” の長さなので、きっちりと指定した長さにはなりません。

  1. 注釈 タブ > マークアップ パネル の 矩形状 ボタンをクリックします。
    矩形状 ボタンをクリック
  2. 円弧の長さ をクリックします。
    円弧の長さ をクリック
     
  3. 円弧のおおよその長さ(弦の長さ)を入力してEnterキーを押します。
    円弧のおおよその長さを入力
     
  4. 矩形の対角となる 2 点 をクリックします。
    矩形の対角となる 2 点 をクリック

これで、指定した円弧の大きさの雲マークが作成できました。😄

円弧の部分の大きさを変更することができた

 

作図したあとに円弧の長さを変更する方法

雲マークを描く前に、円弧の長さを変更する方法はわかったけど…

描いたあとに変更するには、どうすればいいの?

雲マークを描いたあとに、円弧の長さを変更することもできます。

雲マークを選択して、右クリックすると表示されるメニューにある 雲マークの円弧の長さ をクリックします。

雲マークの円弧の長さ をクリック

変更したい値を入力してEnterキーを押します。

変更したい値を入力

これで、円弧の長さを変更することができました。😄

変更の長さを変更できた

 

円弧の方向を反転する方法

もっと目立たせるために、円弧の方向を反転させたいんだけど…

円弧を反転した雲マーク

どうすればいいの?

オブジェクト オプションを使用して、円弧を反転させることができます。

  1. 注釈 タブ > マークアップ パネル の 雲マーク のボタンをクリックします。
    雲マーク のボタンをクリック
     
    ※ このとき、ボタンのアイコンが、以下のどれになっていてもかまいません。
    雲マークのアイコン
     
  2. オブジェクト をクリックします。
    ブジェクト をクリック
     
  3. 図形を選択 します。
    図形を選択
     
  4. はい をクリックします。
    はい をクリック

これで、円弧の方向を反転できました。😄

円弧の方向を反転できた

 

すでに作成してある図形を元に、雲マークを作成する方法

円、ポリライン、スプライン、楕円などを雲マークに変更することができます。

  1. 注釈 タブ > マークアップ パネル の 雲マーク のボタンをクリックします。
    雲マーク のボタンをクリック
     
    ※ このとき、ボタンのアイコンが、以下のどれになっていてもかまいません。
    雲マークのアイコン
     
  2. オブジェクト をクリックします。
    ブジェクト をクリック
     
  3. 図形を選択 します。
    図形を選択
     
  4. 雲マークの 円弧の部分を反転するかどうか 聞いてくるので、好きな方をクリックします。
    円弧を反転するかどうか

これで、選択した図形を雲マークに変更することができました。😄

 

多角形の雲マークを作成する方法

ポリゴン状 オプションを使用して、多角形のポリラインを作成することができます。

  1. 注釈 タブ > マークアップ パネル の ポリゴン状 ボタンをクリックします。
    ポリゴン状 をクリック
     
  2. 雲マークの始点となる場所 をクリックします。
    雲マークの始点をクリック
     
  3. 次の点 を指定します。
    次の点 を指定
     
  4. 次の点 を指定します。
    次の点 を指定
     
  5. 好みの形状になるまで、次の点 をクリックしていきます。
     
  6. 好みの形状になったら、Enterキーを押してコマンドを完了します。
    Enter キーを押して完了

これで、雲マークを作成することができました。😄

作成された雲マーク

 

フリーハンドで雲マークを作成する方法

カーソルを動かして、カーソルが通った部分を雲マークにすることができます。

  1. 注釈 タブ > マークアップ パネル の フリーハンド ボタンをクリックします。
    フリーハンド ボタンをクリック
     
  2. 1 点目となる場所 をクリックします。
    1 点目となる場所 をクリック
     
  3. カーソルを動かす と、それに沿って雲マークができていきます。
    カーソルを動かす と、それに沿って雲マークができていく
          ↓
    カーソルを動かす と、それに沿って雲マークができてい
     
  4. 1 点目の場所にカーソルが戻る と、コマンドが自動的に完了ます。
    1 点目の場所にカーソルが戻る と、コマンドが自動的に完了

これで、雲マークを作成できした。😄

作成された雲マーク

 

雲マークの形状をあとから修正する方法

色んな方法で雲マークを描けたけど…
あとから形を変えたいときはどうすればいいの?

雲マークの実態は、ポリラインです。

なので、ポリラインと同じように、図形を選択したときに表示されるグリップをクリックして形状を自由に変更することができます。😄

グリップを使用して雲マークの形状を変更

 

また、修正 オプションも用意されています。

  1. 注釈 タブ > マークアップ パネル の 雲マーク のボタンをクリックします。
    雲マーク のボタンをクリック
     
    ※ このとき、ボタンのアイコンが、以下のどれになっていてもかまいません。
    雲マークのアイコン
     
  2. 修正 をクリックします。
    修正 をクリック
     
  3. 修正する雲マーク をクリックします。
    修正する雲マーク をクリック
     
  4. 1 点目 をクリックします。
    1 点目 をクリック
     
  5. 修正したい部分の始点 をクリックします。
    修正したい部分の始点 をクリック
     
  6. 修正したい形状となるよう クリックしていきます。
    修正したい形状となるよう クリック
           ↓
    修正したい形状となるよう クリック
     
  7. 修正したい部分の終点 をクリックします。
    修正したい部分の終点 をクリック
     
  8. 削除する部分 をクリックします。
    修正したい部分の終点 をクリック
     
  9. 円弧の部分を反転するかどうか を指定します。
    円弧の部分を反転するかどうか を指定

これで、雲マークの形状を修正することができました。😄

修正後の雲マーク

 

おまけ

スタイル オプションの カリグラフ オプションを指定すると、もうちょっと目立つ形状にすることもできます。😉

スタイル オプション
             ↓
カリグラフ オプション
 
カリグラフの雲マーク

-作図
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