【AutoCAD】リボンが表示されなくなったときの対処方法

2021年11月27日

ノートパソコンを使いながらビックリして驚いている若い女性

あれっ!?
リボンがいなくなっちゃった!?

リボンがない状態

どうしよう😵

こんにちは、メモだよ!!管理人です。

今回は、そんなあなたに、リボンが表示されなくなったときの対象方法を紹介します。

 

システム変数 RIBBONSTATE でリボンの状態を確認

リボンがなくなった原因として、以下のことが考えられます。

  • リボンが非表示になっている
  • リボンは表示されているが、どこかに隠れている

RIBBONSTATE というシステム変数で、リボンが表示されているのか非表示なのかを確認できますので、まずはそれを確認しましょう。

キーボードで、RIBBONSTATE と入力すると、コマンド ラインの上に現在の値が表示されます。

以下の画層では、RIBBONSTATE = 0 となっているので、リボンが非表示となっているということになります。

RIBBONSTATE の値

表示されているときは、RIBBONSTATE = 1 をなります。

RIBBONSTATE = 0 となっているときは、リボンを表示させてあげればいいだけなので、キーボードで RIBBON と入力します

すると、リボンが表示されます。😄

RIBBONSTATE = 1 となっているのにリボンが見えないときは、以下の内容を確認してください。

 

リボンのタブが表示されているか確認する

以下のようにリボンのタブだけ表示されているときは、リボンの表示の設定を変更すればでてきます。

リボンのタブだけ表示されている

リボンの表示の設定を変更するには、リボンのタブの右にある リボンの表示を切り替えるボタン をクリックします。

リボンの表示状態の設定にはいくつかの種類があって、リボンの表示を切り替えるボタン をクリックするたびに、表示状態が切り替わります。

【タブのみを表示】

リボンが表示されていない状態

            ↓

【リボン全体を表示】

リボンが表示された状態

            ↓

【パネル ボタンのみを表示】

ボタンパネルのみ表示されている状態

            ↓

【パネル タイトルのみを表示】

パネル タイトルのみを表示

好みの表示になるまで リボンの表示を切り替えるボタン をクリックしてみてください。

 

リボンが浮動の状態でどこかにある

RIBBONSTATE = 1 なのにリボンのタブすら見えないときは、リボンが浮動の状態でどこかにいる可能性があります。

リボンは通常、AutoCAD の画面の上にドッキングされていて、ドラッグして浮動にしようとしても浮動の状態にはできません。

でも、リボンのタブの上で 右クリック して ドッキング解除 をクリックすると、ドッキングが解除されて浮動の状態になります。

ドッキングを解除 をクリック

すると、普段見慣れない表示になっているので、表示されていても気が付かないかもしれません。

リボンが不動になっているときの表示

リボンを見つけてダブルクリックすれば、いつもの場所にドッキングされます。😄

ドッキングするためにダブルクリックする場所

 

どうでしょうか。無事リボンが表示されたでしょうか?

リボンはコマンド実行するのに必要なので、なくなったら困っちゃいますよね。😵

リボンが行方不明になってしまったときは、今回紹介した内容を参考にしてみてください。🤗

-使い方
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