【AutoCAD 初心者】図形を非表示にする方法

こんにちは、メモだよ！！管理人です。

今回は、そんなあなたに、図形を非表示にする方法を紹介します。🤗

　

画層や個別の図形を非表示に設定

図形を非表示にするには、図形が所属する画層を非表示にしたり、図形を個別に非表示にしたりします。

　

画層を非表示に設定

画層の設定を非表示にすると、その画層にある図形がすべて非表示になります。

たとえば、こんな図形があったとします。

画層1 を非表示にすると、画層1 にある四角形と文字が非表示になります。

　

非表示（LAYOFF）コマンドで、選択した図形の画層を非表示

［ホーム］タブ ＞ ［画層］パネルにあるボタンを使って、画層を非表示にできます。

［非表示］ボタンをクリックすると、オブジェクトを選択するよう求められます。

図形を選択すると、選択された図形が所属する画層が非表示になります。

　

［全画層表示］ボタンをクリックすると、すべての画層を表示の状態に戻すことができます。

　

選択表示（LAYISO）コマンドで、選択した図形の画層以外を非表示

［選択表示］ボタンをクリックすると、オブジェクトを選択するよう求められます。

図形を選択してEnterキーを押すと、選択された図形が所属する画層”以外”が非表示になります。

　

［選択表示解除］ボタンをクリックすると、非表示になった画層を表示状態に戻すことができます。

　

個別の図形を非表示に設定

画層は関係なく、個別の図形を非表示に設定することもできます。

　

オブジェクトを非表示（HODEOBJECTS）コマンドで、選択した図形を非表示にする

以下を行うことにより、選択した図形を非表示にすることができます。

1. 非表示にしたい図形を選択
2. 右クリックしてメニューを表示
3. ［選択表示］の［オブジェクトを非表示］を選択

この方法での非表示は、一時的なものです。
図面を保存して開き直すと、非表示にしていた図形は表示さます。

システム変数 OBJECTISOLATIONMODE を 1 に変更すると、図面を開き直しても非表示のままにできます。

でも、あとで図面を開いたときに、非表示にしていたことを忘れてしまって「あれっ、描いたはずの図形がない😨」なんてことになるかもしれません。
なので、0 のままにしておいたほうがいいと思いますよ。😉

　

以下を行うことにより、非表示になった図形を再度表示することができます。

1. 作図画面上で右クリックしてメニューを表示
2. ［選択表示］の［オブジェクトの選択表示を終了］をクリック

　

オブジェクトを選択表示（ISOLATEOBJECTS）コマンドで、選択した図形だけを表示す

以下を行うことにより、選択した図形以外を非表示にすることができます。

1. 表示のままにしておきたい図形を選択
2. 右クリックしてメニューを表示
3. ［選択の表示］の［オブジェクトを選択表示］をクリック

非表示になった図形を再度表示するには、以下を実行します。

• 作図画面上で右クリックしてメニューを表示
• ［選択表示］の［オブジェクトの選択表示を終了］をクリック

　

図形を非表示にするには、画層を非表示にする設定と、個別の図形を一時的に非表示にする設定がありましたね。

図面に図形が多くなって、一部の図形を非表示にしたいときは、これらの機能を使用して非表示にしてみてくださいね。😄